真夏の自邸庭づくり - 2

今年の夏は本当に暑かった。

ひと夏に数回しかクーラーをつけなくても過ごせる年もあったのですが、今年はバテバテでした。

歳のせいもあるのでしょう。。。

真夏の自邸庭づくり、の続きです。

私たちは、草とたたかうのではなく、できるだけ草と共存したいと思っています。

ただ、夏の草刈りが辛すぎて、少しでも草刈りの面積を減らすため、導線に石を敷くことにしました。

「草が生えないように何か敷いて欲しい」というのがお客様からのご依頼でもダントツに多い気がします。

人が普段歩く部分だけでも草が生えにくいと、暮らしやすさが変わる気がしますね。

こども達が遊びながら作業しているこの部分は、駐車スペースから家の裏口へと続くアプローチ。

ここは数カ月に一度、ガス屋さんがプロパンガスのボンベを運び入れる道でもあるので、土のままで運搬しにくいのが気になっていました。(田舎ですので都市ガスが通っていません~~)

使用した素材は、家のそばを流れる川の石。

道路から10mほど落差のある河川敷から幾つかバケツで吊り上げ、一輪車で敷地まで運びました。

これがかなりの重労働。石を買った方がもちろん楽なのですが、その土地土地にある素材を使った方が風景に馴染むような気がします。

体力があり、夏休みで暇していた小学5年生の息子も頑張ってくれました。

ただ暑すぎるのと蚊が多すぎるのとで、すぐに家の中へ。。。

意外と5歳の娘の方が何でもお手伝いしたいお年頃

セメントなどでは固めず土極めで。

外したい時にいつでも外せるし、間から草が生えてくれれば根っこが固定してくれます。

ナチュラルな雰囲気になるので、お庭の雰囲気によっては提案させて頂いています。

こちらは家の東側の犬走。

色んなお庭から持ち帰った古石を再利用しました。

年月が醸し出す深みと味があります。

実は、ガス屋さんのアプローチも犬走も、途中で材料が尽きて一時停止状態。

そのまま秋から年末にかけての怒涛の剪定シーズンに突入しました。

今秋はありがたいことに幾つか植栽のご依頼を頂いていたり、夫は音楽の方も予定が入っていたりで、自庭のことはまた後回しになります。

でも、それで良いのです。

想像する時間もまた楽しいのです。

maki takahashi