薪ストーブの煙突掃除

薪ストーブの季節が終わってから、何かと仕事が忙しくて出来ていなかった

煙突掃除をしました。

その日の大阪の最高気温は38℃・・・。

気温の下がる夕暮れ時を狙って家族総出での煙突掃除。

子どもたちも年に一度の作業には興味津々なようすで煤落としのお手伝いをしてくれます。

庭のほうは、家を建ててから3年目の夏を迎え、徐々に増やしている木々も根付いて、

ずいぶんと過ごしやすい環境に育ってきました。

家が完成した直後の3年前の春はまだ木がほとんどない状態でした

木を沢山植えることによって木陰を作り、また、深く広くマットのように土中に張り巡らされた根っこから地下水を吸い上げ、蒸散してくれるので、庭をはじめとした住空間は潤い、呼吸し、気温上昇を抑えてくれます。

また、根っこを通じて地下から引っ張ってきた冷たい水が木々の葉から蒸散され、空気中に温度差が生まれると、冷たい空気は下に、日光によって熱せられた空気は上に上がろうとしますので、必然的に気流が生まれ、風が起こります。

網戸にしているとそよ風が心地よい

3年目の今年は、特にコナラなどの高木が勢いよく枝葉を伸ばし、深く根を下ろし始めたのか、

心なしか昨年よりも室内の気温が上がらず、いまだエアコンは付けず、扇風機のみで快適に過ごせています。

暮らしに緑を

毎年この時期になると節電の要請やら、電力の供給がひっ迫しているなどのニュースで騒がれる時期に

なりますが、昔々から日本人が生活に取り入れていた暮らしの智慧や工夫などにこそ、より人間らしく

健やかに生きていくヒントが隠されているのかもしれません。

naoya takahashi