8/5. 施工例 -京都・北山の庭- と -雑木の植栽- のその後を 更新しました。

藍の生葉染め

2021年7月10日

梅雨が明ける少し前の晴れた日に、藍の生葉染めをしました。

藍は、何年か前にある染織の作家さんに種をいただき、栽培し、種をとり続けています。

昨年植えた場所に種が落ち、春に発芽した藍がとっっても元気で、

そろそろ一番刈りの季節かなぁ、と。。。

細かくきざんだ藍の葉は青菜のようで美味しそう!
家の裏の石階段。

家の裏口を出ると、義父が植えたみかんや枇杷、柿の木などの果樹畑があります。

少し傾斜になっているので下の畑ゾーンに下りやすいよう、今年、夫が石の階段をつくってくれました。

そのひとつ目の石の手前に藍がもりもりと育ち、生い茂っていました。

子ども達から階段を下りづらいとクレームがあり、この部分の藍を刈り取って染めに。

藍の生葉染めは火を使う工程がないので、子どもにも気軽にお手伝いをお願い。

夏らしい植物染めだなー。

水が心地よい季節。

ぎゅぎゅっと。
30分くらいかきまぜながら絞ります。
途中何度も「もういい~~?」って。。

手も爪も青く染まってしまいました。

白や生成の靴下とエコバッグを染めました。

染めている時は少し緑がかった青。

琵琶とみかんの木の間で干します。

この日は藍の生葉染め+柿渋の染め直しも少し。

どちらも良い色〇

日陰で見るとまた違う色。

藍染といえばあの藍色のイメージ。

でも、それとは違う爽やかな水色もとても好きな色です。

草庭に材料(草木)は豊富にあるけれど、久しぶりの植物染めでした。

この夏は、友人家族と一緒に染める機会がありそうなので、

良い予行演習になりました。

植物を身近に感じられる体験。

何か草庭で出来たらな、と模索中。。。

maki takahashi